はじめに
コジマです。
Excelでオリジナルのアドインを作りたい人はこれを読んでください。
なるべく必要最低限の手順に絞ってまとめます。
これを覚えればあとはVBAの知識さえ身に着ければ色々できるようになります。
VBAたまに書くのですが、マクロ付きファイルとして保存しなきゃいけないのが嫌だったんですよね。
それならアドインにしたいと思ってアドインを作ることにしました。
大まかな流れ
アドイン用のマクロを組む
アドインを有効にする
アドインを読み込む
てな感じです。
１：アドインを作る
１－１：エクセルを開く
まず、エクセルを開きます
１－２：VBEを開く(Alt+F11)
Alt+F11でVBEを開きます
１－３：Sheet1右クリック=>挿入=>標準モジュール
エディタを開きます
１－４：コードを書く
サンプルとしてシート名を取得してアクティブセルに反映するものを書いてみます。
用途に応じて好きなものを書いてください。
一応コピペできるようにソース書いておきます。
Option Explicit
' アクティブセルにシート名を設定する
Sub setSheetName()
Dim sheetName As String
sheetName = ActiveSheet.Name
ActiveCell.Value = sheetName
End Sub
１－５：保存する
ファイルの種類：Excelアドイン(*.xlam) を選択すると
C:\Users[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\AddIn
に保存先が変わります。
ファイル名：任意
ここでは「sample.xlam」とします
ここまででアドインを作ることができました。
あとは読み込むだけです。
２：アドインを読み込む
作ったアドインを読み込んでリボンに設定して使えるようにしましょう。
２－１：ファイル=>オプション=>アドイン
オプションからアドインを選択してアドインの一覧を開きます。
下の管理：「Excel アドイン」の設定ボタンをクリックします。
作ったアドイン（ここではSample）にチェックを入れ、アドインをアクティブにします。
２－２：ファイル=>オプション=>リボンのユーザー設定
リボンの設定をしてタブに表示されるようにします。
「新しいタブ」をクリックして新しいタブを作りましょう。
ここではこの名前のまま行きますが、お好みで名前を設定してください。
２－３：コマンドの選択=>マクロ
左側のコマンドの選択で、マクロを選択したら作成した関数が表示されます。
２－４：追加
真ん中の「追加」を押してやるとタブに作った関数が追加されます。
できた！
新しいタブが追加され、作った関数が表示されます！
コンテンツの有効化を求められたら許可してあげましょう。
実際実行してみるとSheet1が設定され、動作することを確認できました！
さいごに
アドインを作る手順を乗っけてくれてる記事はいっぱいありますが、最小限の手順が載っているものをなかなか見つけられなかったので
自分で書くことにしました。
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以上、コジマでした。
