はじめに
コジマです。
今とあるベンチャー企業で働いているんですけど、
昔働いていたふる~いIT企業とはかなり色が違うなというのを感じています。
その中で特に感じているのが
自発的にどんどん仕事をこなす人じゃないといけないなということ。
裏を返せば受け身の気持ちで仕事している人はベンチャー企業に向かないだろうなと感じました。
その理由を自分なりにまとめてみました。
ここでのベンチャー企業というのは、
経済的にまだ安定しておらず、これから大きくしていこうと動いている企業のことを指すものとします。
また、以下に記述する内容をすべてのベンチャー企業に当てはまるとは限らず、例外もあるということのお断りを入れておきます。
教育体制が不十分
教育に割けるリソースはほとんどありません。
自ら学習し、新しい技術をキャッチアップしていく必要があります。
聞けば教えてもらえることはありますが、教えてもらった分しか成長しない人は必然的に置いて行かれます。
周りは技術が好き、仕事が好きという人たちが集まるので、
教えてくれなきゃ分かりません。ということは通用しません。
分からなかったら自分で通勤時間や帰宅後に勉強して追いついていくことをします。
勉強する時間は残業時間に含めるべきなんて言う人も見かけることがありますが、
そう思う人は大人しく資格手当が充実している企業を探した方がよいです。
割に合わなく感じる
成長中のベンチャー企業は安定した経営基盤の大手企業などに対して給料は良くないことが殆どです。
「自分はこんなに頑張っているのになんで給料が低いんだ」と思う人もいると思います。
頑張っただけで給料は上がりっこないんです。
なぜなら、頑張ることは当たり前だからです。
頑張って期待以上の成果を出して会社の利益に貢献するところまでです。
成果を大きく出せる人は周りの人よりも多くの給料をもらえることもあります。
それだけ結果主義ということですね。
時間に対する報酬が認められる場合は
時間に対する成果が出せることに信用がある人だけです。
成果を度外視して時間に対する報酬を求めるのであれば
アルバイトに勤しんでいる方がよいです。
身の丈以上の仕事になる
人的リソースは大きくないので、大体身の丈以上の仕事量や責任量になります。
場合によっては夜遅くまで残業したり休日を返上したりする覚悟が必要になります。
多少の無茶に対して自分で学ぶ意識のない人は
自分で学んで仕事をこなす人の時間とその人が出せる利益を奪うことになります。
つまりは、会社にとって損な人材になってしまうということです。
ここで言った「損」というものが、人的リソースの少ないベンチャー企業では
ダイレクトにダメージ受けます。
1日8時間以上働きたくない人はまだ皆がよく叩いている
SESで大手企業の末端で仕事している方が幸せになれます。
私もそういうポジションで仕事したことがありますが、
殆ど残業なく帰れており、ワークライフバランスは一番良かったです。
自由をはき違えている
私服勤務、フレックス、リモートワーク、副業可能
魅力的ですね。
私服勤務ではめ外しすぎませんか?
フレックスで生活リズム狂ったりしませんか?
リモートワークでオフィスと同じ集中力で仕事できますか?
副業をするために本業が疎かになりませんか?
エンジニアにとって魅力的な勤務形態達は
各エンジニアが一人前の社会人として一人前の仕事を一人称でこなせる
信頼があって成り立ちます。
私服勤務だからと周りが不快になるような服装で来て周りの士気を下げたり
フレックスだからと生活リズムがバラバラになって仕事の集中力を欠いたり
リモートワークになって分からないことほったらかしで仕事が進まなかったり
そんな人がいるとせっかくの自由も無くさざるを得なくなったりします。
自由にはそれ以上の責任が伴うということを理解していないといけません。
さいごに
自分はベンチャー企業で働いた結果今までで一番大変になりました。
2人3人がやることを1人でやったりしているので、場合によっては会社に泊まり込んだりもします。
それでもやっていけるのは、今の仕事が楽しいからですね。
自発的に考えて仕事に取り組んでいける環境は自分の性に合ってますね。
おかげさまでメキメキと日に日に成長している実感があり、楽しく仕事ができています。
ただ、以下のような人にはブラック企業に感じ、ついていけなくなると思います。
- 言われたことだけやればいいと思っている人
- 残業したくない人
- 仕事に責任持てない人
- 会社に貢献する意志がない人
ただ、自ら進んで会社の利益貢献のことを考えて努力をいとわず頑張れることができる人には
とても楽しく働きやすい環境になると思います。
働きやすい環境を手に入れるのはあなたの取り組み次第ですよ。
ふぅ、明日からもしごとがんばろ。
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以上、コジマでした。