はじめに
コジマです。
Oracleでディレクトリ・オブジェクトを作成するコマンドを紹介します。
データ移行やバックアップをするために不可欠です。
参考URL
公式の情報はこちらです。
https://docs.oracle.com/cd/E16338_01/server.112/b56299/statements_5007.htm
こちらをかみ砕いて説明したものが本記事の内容となります。
本記事はWindowsを前提として書きますが、Linuxでも同様にできると思います。
ディレクトリ・オブジェクトとは
ログ、表データ、ダンプファイルなどが存在する
サーバー上のディレクトリの別名です。
ディレクトリ・オブジェクトを作成することで
コマンドでサーバー上のパスを直接呼び出すことがないので
管理がカンタンになります。
コマンド
CREATE DIRECTORY [オブジェクト名] AS '[ディレクトリの絶対パス]';
例)
サーバーの「D:\work\oracle_data」に「DUMP_PATH」という
ディレクトリ・オブジェクトを作成したい。
CREATE DIRECTORY DUMP_PATH AS 'D:\work\oracle_data';
確認するときは以下のコマンドを実行して
DUMP_PATHが存在することを確かめます。
select * from dba_directories;
注意
ここで指定するディレクトリのパスは
Oracleデータベースが存在するサーバーのパスです。
私の実体験として作業端末(ローカル)のパスだと勘違いして
全然できん。。。と悶えてしまったことがあります。
さいごに
こういったコマンドってちょこちょこ調べたりするので覚書です。
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以上、コジマでした。