【就活の時期】就活に潜む6つのワナ【俺もあの時知りたかった】

【就活の時期】就活に潜む6つのワナ【俺もあの時知りたかった】

はじめに

コジマです。

気付いたら就活の時期らしいですね。

なるべく後悔しないようにしたいですよね。

就職したら自分の思ってたものと違ったというのが
少なからず出てきます。

完全に一致するものは正直殆どないと思います。

今回は就活生のために、また転職する人向けに自分が経験した
企業の宣伝文句の裏にあるかもしれないワナを6つ紹介したいと思います。

私の前職での実体験含むので、ぜひ参考にして頂きたいです。
表向きホワイト企業に見せるテクニックをふんだんに使ってた企業にいたので
色々勉強させてもらいましたw

同じ轍を踏んでしまう人が出ないよう、こんな観点もあるんだよ。
ということをお伝えしていこうと思います。

お金の話

まず、お金の面について話そうと思います。

1:給料、ボーナスについて

ボーナスありの会社は特に「基本給」がいくらかを確認したほうがいいです。
ボーナスは基本給がベースになって決まります。
給料20万でもボーナス3カ月分は60万円とは限りません。

給料は基本給と手当の合算で決まります。
基本給を極限まで下げるところもあります。

そうするとどうなるか。仮にその手当の名前を「生活手当」としましょう。
給料20万のうち基本給10万円、生活手当10万円の場合
ボーナス3カ月分は30万円になります。

それをあなたが納得できれば良いですが、
知ってて入社を決めるのとそうでないのとでは全然違います。

極端な例ではありますが、以下のように基本給の差で年収が大きく変わることがあります。

2:残業代について

残業代が出るというごくごく当たり前なところ。
しかしながら、幾分かの時間を「休憩時間」として処理をし、
実質の残業代を下げる企業もあります。

また、労働時間を30分単位などで切り捨てることもあります。

仮に、18時定時で18時~18時半が休憩時間、労働時間30分単位切り捨ての場合は
18時~19時59分まで残業すると
残業代は休憩30分と半端の29分は切り捨てられ、残業代は1時間分になります。

細かい時間を例に挙げ、「この場合は残業代いくら出ますか?」と確認を取るといいと思います。

残業時間について簡単に図示するとこんな感じです。

ライフワークバランスについて

3:完全週休2日

完全週休2日制とは「毎週2日休みであること」です。
毎週土日が休みの場合は「完全週休2日制(土・日)」のように書きます。

残念ながらこちらに関しては嘘が多いです。
恐らく企業側もこの言葉の正しい意味を把握してない所が多いように感じます。

転職サイトで完全週休2日制についてこのように分かりやすく説明がされているので
ぜひご覧になってください。

完全週休2日制とは、1年を通して、毎週2日の休日があること。たとえば、毎週土曜と日曜、水曜と日曜が必ず休みになる場合などを指します。
・完全週休2日制(土・日) ⇒ 毎週土曜と日曜が必ず休みになります。
・完全週休2日制(水・日) ⇒ 毎週水曜と日曜が必ず休みになります。
・完全週休2日制(日・他1日) ⇒ 毎週日曜と他の曜日1日が必ず休みになります。
・完全週休2日制(シフト制) ⇒ シフトに応じて必ず毎週2日の休みがあります。
引用元週休2日制と完全週休2日制の違い

私の経験では「完全週休2日制」と言われていましたが、
実際は帰社日というものがあり、月一回休日の出勤日がありました。

4:有給の消化率が高い

こちらは特に先ほど例に挙げたような休日の出勤日がある場合確認が必要です。

実態は帰社日に有給を消化して実質完全週休2日制を作っているだけの場合があります。

要するに平日休めないのに有給が減っていくことがあるということです。

完全週休2日制について企業とあなたで認識に差異がない場合は
純粋に有給の消化率だけ気にしてれば大丈夫だと思います。

職場環境について

4:アットホームな雰囲気

これはよくありますね。未経験歓迎の会社に多いです。
思わず吸い込まれてしまいそうになります。

アットホームによくあるのは
ほかにアピールできるところがないからアットホームと言うしかない
ところがあります。

アットホーム以外の会社の長所を聞き出しましょう。

実は職場の空気が悪く帰りづらい雰囲気が出てて
確かにこれはアットホームだ。むしろマイホームだ…。
なんてことにならないようにしたいですね。

4:離職率が低い

これも難しい問題です。

最初は「離職率低い職場がいいよ。」と教えられてきたものですが、
落とし穴があります。

恐らく皆が思っているのが「長く働きたいと思える企業」の指標だと。
それは半分だけ正しいです。

もう半分はというと「辞めたくても辞められない企業」の可能性があります。

  • 辞めたいと思っても強引に引き留められる
  • 辞めたくても給料が安いために次の就職先が決まるまでしのげるお金がない
  • 辞めたくてもスキルが身につく業務でないために次の就職先が決まらない

といった現象が起こります。
私はこれに直面して苦労しました。

最後に

ここまで話した内容を表にまとめておきます。

いかにもブラックだなというところは皆さんもわかると思うのですが、
このように一見ホワイトのように見せて実はブラックな企業もあります。
「ゆるブラック企業」とでも言えばいいんですかね。

実際説明会行ってもそういう企業は実態を隠しているだけで、話に嘘はないところが厄介です。

こういう経験をしてしまったのは
自分がこういった確認観点を持っていなかったことも原因だとも思っています。

今となってはいい経験…??

勘違いしないでほしいのは
ここで私が言ったようなことをする企業が悪だ!と言いたいわけではなく、
そして全ての企業がこのように人を欺いたりしないということ。

企業とあなたがお互いに納得して働けることが大事だということです。

自分は残業代を切り捨てられてもいいと思えばそれでいいんです。

個人的には会社の制度の透明性が高く、なんでも教えてくれるような企業がいいと思いますよ。

こうして自分の経験を届けることもたまにはやろうかと思った次第です。
就活を頑張る人たちが「こんなはずじゃなかった!」と思うことが少しでも減ればいいなと思います。

この記事役に立ったよって人、面白かったよって人、是非Twitter(@kojimanotech)のフォローもお願いします!

以上、コジマでした。


就職カテゴリの最新記事