はじめに
コジマです。
久々の雑記記事です。
転職してから4ヶ月経ってしまいました。
時が経つのは早いものですね。
ところで
弊社の社長がね、珍しくセンチメンタルでしてね。
色々考えさせられているので乗っかってみようと思いまして。
一応お断り入れておくと、個人の意見ですよ。(大事)
簡単に説明
ツイート載せる許可とかも取ってないので貼らないで、気になる方は弊社の社長の
ツイッターアカウントを覗きに行ってみてください。
概要を簡単に説明すると
- 自分がしてきた努力を社員に求めると「強制」と捉えられる
- なんで仕事に本気にならないんだろう
といった感じ。他にも色々あったけど、今回話したい内容とは直接関係ないので割愛。
自分が考えたところは「努力」と「本気」ってところ。
自分は会社の社長になったことはないけど、
過去に何度か人の上に立つ経験をしたことがあるのですこーしだけ共感できるところがある。
すこーしと言っているのは、社長は自分の見えていないところも見えているから。
それが今想定しているよりもっと深いところまであると思うと自ずとすこーしという表現になってしまう。
本当はすごく共感したい。
まずは自分の話をしていこうと思います。
自分の体験
4つあります。時系列順に紹介します。
高校生の時:部活のキャプテン
高校の時に部活のキャプテンやってました。
ただ、自分がキャプテンになってるくらいなので超弱小校だったんですね。
まぁ、部員が部活に来ない。遅れてくる。
言うこと聞かない。
序盤の基礎練サボって5vs5やるときだけ来るなんて当たり前でした。
中学の時すごく厳しくしごかれていたので
サボると言う感覚が信じられませんでした。
この時は残念ながら途中から部員を従えるのを諦めてしまいました。
つらかったですね。
大学生:バイトリーダー
バイト先でバイトリーダーをしていたこともあります。
バイトも別に楽しいものではありませんでしたが、責任というものを感じながら
仕事をするきっかけになりました。
教育もたくさんしましたし、いわゆる尻拭いもたくさんしました。
このバイト経験では、
各個人のキャパシティを見極める力がついたと思っています。
どういう作業が得意で、または不得意で。
この人と一緒に仕事する時はこうサポートをしようとか、今度はこれを任せてみよう。
なんて考えたりしていました。
大学〜社会人:クラブイベント主催
過去にこんな記事書いたりしていました。
イベントオーガナイザーをやっていた頃の話
ちょっと他と比べて特殊ではありますけどね。
社長ではないけど、オーガナイズにはお金がかかります。回収するためにはお客さんを呼ばないといけません。
経費とか営業とか色々考えました。
経費に収めるためにギャラ交渉したり。会社で言うところの人件費削減ですかね。
上述の記事でも書いてますが、本当はもっとギャラをちゃんと出してあげたいな。
と思いつつできなかったのが悔やまれます。辞めた理由の一因です。
いろんなイベントに足を運んで名刺を配り歩いたりしましたし、
お客さんが楽しんでいる姿が一番お客さんを呼ぶ力になると思っていたので
パーティスナップを公開したり、イベント当日のツイートをまとめたりなんかもしました。
イベントオーガナイザーは演者、お客さん、これからお客さんになる人を含めた
不特定多数を相手にするので、
嫌われる覚悟が必要になってきます。
会社の社長ともなるとそれがもっと大きな覚悟になるのは想像するのは難しくありません。
嫌われるのは実際つらいですけど。
万人に好かれるってまず無理なんですよね。
色々な人と交流を持つようになり、人との距離の取り方を覚えました。
この人は会ったら挨拶するまで
この人は今度一緒にご飯に行こう
この人はサシで飲みにいける
こんな感じ。
その距離感を間違えると
素っ気ないと思われたり、厚かましいと思われたりしちゃうんですよね。
具体的なコツとかはないですね。経験による感覚です。
社会人:プロジェクトリーダー
前職の3年目くらいからかな?
5人ほどの小さいプロジェクトでリーダーを任されることになりました。
辞めるまでなので、だいたい1年半くらいですかね。
僕はそのプロジェクトのメンバーだった時には
早く戦力になろうと必死でした。
そのために、手が空いた時は仕事を探して、それでもまだ任される仕事がなかった時には
わからないこと自分で調べてまとめたり、
システムについて深く知るために、プロジェクトの関連資料を漁ったりソースを読んだりしていました。
自分で知識を広げて深めていく。
それが当たり前だと思っていたんですよね。
自分で調べて覚えたことを
ろくに調べもしないで「教えてください」なんて安直に聞きに来られるのが
当時の私にはストレスでした。
ただ、同じプロジェクトメンバーだった当人も
不真面目なわけではなかったんですよ。
自分とは努力の仕方も努力のキャパシティも違ったんです。
それに加えて自分で仕事を抱え込んでしまって
単純な仕事量、そして仕事の責任の量に差ができてしまいました。
ついには自分のキャパシティも超えてしまいました。
メンバーをコントロールすることに意識が行き過ぎて自分をコントロールできなくなりました。
その一因にメンバーを信用していなかったことがあると思います。
「こいつはできないから自分がやる」と。
メンバーも成長できないし、自分にも負荷がかかる。
短期的に見たら確実に仕事をこなす手段ではありますが、長期的に見たら最悪ですね。
今までできた努力もできなくなってしまいました。
こういった経験を経て今があります。
本気の努力
やっと本題ですね。長くて申し訳ないです。
今までの経験を踏まえ、感じたことは
- 「本気」には個人差があり、可能な「努力」の量が異なる。
- 「本気」のキャパシティは変動し、可能な「努力」の量も変化する。
ということ。
そして、人の上に立つ時には
- 相手にその時求められる「本気の努力」のキャパシティを見定める
- 相手の「本気の努力」のキャパシティを上げていく
ということが必要になってくるのではないか。なんて考えています。
本気の努力のキャパシティが低い人は
- やる気がない
- やり方がわからない
- やれないと思っている
のいずれかだと思うんですよね。
やる気がないは論外なので無視w
やり方がわからない人にはやり方を教えてあげなければいけないと思うし、
やれないと思っている人にはその人にやれることを段階的に見せてあげなければいけないと思うんですよ。
未経験者からエンジニアになりたい人がよく言われる
オリジナルのアプリ作りなさいってやつ。
それだけ言われてもわからない人が多いと思うんですよ。
例えば、そう言う人には
「まず、ログイン画面を作ってみよう」と言ってみて
それでも難しければ
「まず、IDの入力欄とPWの入力欄を作ってみよう」と言ってみるとか。
スキルアップの流れの説明と混同しそうですが、
「これならできそう」ということが増える毎に「本気の努力のキャパシティ」が増えていく。
私はそう考えています。
ただ、限界値は上げられますが、やはりそれも限界はあるので、見極め大事です。
私は3時間睡眠できませんw
さいごに
「本気の努力」というものについて考えてみました。
それにはキャパシティがあって、個人差があり、更には変動するものである。
それに対するアプローチ方法については
人の上に立つ立場の視点から切り込んでみましたが、各々の意識の持ち方ももちろん大事です。
社長が悩んでるの見ると自分も悩んじゃうよねw
3時間睡眠は自分には無理なんで期待に応えられてないかもしれないですが、
日々プログラミングのことを考えて、勉強できているのは
今の会社があるからなんですね。
ちなみに情熱を暑苦しく感じたことはないですよ〜
自分の「本気の努力」のキャパシティも高めながら
ゲキツヨエンジニアへの道をまた一歩ずつ歩みを進めることにします。
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以上。コジマでした。