コジマです。
昨日、メイプルバーにお越し頂いた方はありがとうございました。
8月からメイプルシステムズの社員として働いています。
ハッシュタグが定着しなくてまだ社内社外含めて
普及活動が必要ですね。
イベントオーガナイザーの血が湧いてきますw
イベントオーガナイザーをしていた頃の話は別記事に書いているのでよかったら
読んでみてください。
イベントオーガナイザーをやっていた頃の話
メイプルバーに来ていたベテランのエンジニアの方とプロジェクトの
マネジメント論を語り合っていたのを思い出しまして、
そんな中プロジェクトってのは人の入れ替わりがどうしても発生するので
引継をしなければならないわけです。
私が前職で苦労したこと、現職で心がけていることをお話ししたいと思います。
引継で苦労したこと
引継相手との引継に対する意識の差
最初はこれですね。
私は前職のプロジェクトにあてがわれた時にまともな引継は何一つされることなく
「あとはよろしく」という感じで丸投げされてしまいました。
見積なんて作ったことなかったし、WBSに線を引いたこともありませんでした。
過去の見積資料の格納先を調べて読み漁って
フォルダやファイルがどういう風に管理されているのか、
どういうフォーマットでどういう観点で作られているのか
自分で調べながら取り組んでいました。
それが普通だと思っていました。
ある程度目につく資料の場所を自分で調べないことは
相手の怠慢だとおもっていました。
(期間的な問題もありましたが。。。)
違いました。
重要な資料の場所をまとめていない
私の怠慢でした。
皮肉がないといえば嘘になりますが、
何も知らない人からしたらそれだけのものを求めているということです。
引継資料を日頃から溜めていなかった
これも忙しかったからというと言い訳になるかもしれませんが、
普段から引継資料を作ることができなかったので
いざ引継作業をする時に大きい工数を割く事を強いられました。
上述した意識の差もあり、
引継資料の記載レベルをすり合わせる事もかなり苦労しました。
これまでの反省を踏まえて現在意識していることを以下に書いていきたいと思います。
現在心がけていること
常日頃から引継資料を作成する
先ほどの話を引っ張る形にはなりますが、とても大事です
問題地図シリーズでおなじみの沢渡あまねさんも著書の中でそういう風におっしゃっています。
【書籍】問題地図のススメ~2018年エンジニアが一番読むべき本~
excelでもテキストでもいいのですが、「引継資料」というよりは
「ノウハウ集」を作成するイメージです。
プロジェクトに参画して間もない時期が一番大事です。
何故かというと業務に慣れて当たり前になってしまったことを当たり前じゃないと
思えるからです。
これが当たり前になるとこれから新しくプロジェクトに参画した人に
教えるべきことも教えられなくなってしまいます。
いわゆる「意識の差」を逆の立場で感じることが今はあります。
言語化されていないノウハウを持っているか否かの差です。
そして、「今」一番大事なものがなにかを見極めることで
自分の中で優先順位をつけることができます。
そのためには与えられた仕事だけではなく、メールの確認などを行い
他の人がどんな業務をしているか把握することも大事になってきます。
最初のうちは仕事のウエイトも大きくなく、手空きになる時があると思います。
そういった時に上記のようなことをするんですね。
もし仕事が忙しくなってきても、「この15分だけは引継の時間」と決めておくといいと思います。
まとめ
ここまでの話をまとめると
- 言語化されていないノウハウを言語化する
- 「今」重要なものを見極める
- 他の人の業務を把握する
という感じです。
自分の作業で手一杯になってしまうこともあると思います。
気持ち分かります。
でもそれをサボると後でツケが回ってきます。
自分のことだけを考えて仕事を完結させない一歩先を行くエンジニアになることを心がけて行きたいですね!
それではまた!(^^)