イベントオーガナイザーをやっていた頃の話

イベントオーガナイザーをやっていた頃の話

コジマです。

サムネイルはイメージです

去年の12月までクラブイベントのオーガナイザーというものをやっていたんですよ。
5年間やってたんですけど、今になって思い返してみると社会人としても沢山のスキルを身に付けることができたなと思いまして、

  • どんなことをやっていたのか
  • どうしてやめたのか
  • どんなスキルが身についたのか

そんなお話を簡単にすることができたらなと思っています。

どんなことをやっていたのか

クラブイベントの主催をしていました。
箱(クラブ)と契約して、DJ(音楽を流す人)とVJ(映像を流す人)を集めて2ヶ月に一度定期的に開催してきました。

イベントオーガナイザーというのはざっくりこんなお仕事をしております。

  • 箱との日程調整、契約
  • 出演者のブッキング
  • 告知・集客
  • 出演者に適宜連絡
  • イベントの管理(トラブル対応)

うわぁ、しんどそう。。。ってなります。
しんどいですよ(笑)
ただ、その2万倍くらい楽しいです。

どうしてやめたのか

しんどいの2万倍楽しいのにやめた理由は色々あるんですけどね。
一つずつ整理していきます。

仕事との兼ね合いでしんどくなった

金曜にオールナイトでイベントを打っていたことと、出勤土曜日が重なってしまい、
体力的にしんどくなってきたと言うのがあります。
毎回休めればいいんですけど、仕事の責任量の増加に伴い厳しくなってきました。

身の回りを整理したかった

今、恥ずかしながら実家暮らしなんですよね。
実家を出たいと言う気持ちが強くあります。一昨年祖父が亡くなり、その時期がイベント開催に近かったりしたこともあって、親も還暦近くなっているので、少しでも負担を減らせるようにしたいと言う気持ちがあります。

お金のリスクに締め付けられないようになりたかった

いわゆる「ギャラ」ってやつですね。
一部のゲストさんにはギャランティを払えていたのですが、払えていない演者の方もいて、申し訳ない気持ちが強くなっていきました。
箱代で黒字でも経費では赤字といった状況が常でした。
それでも5年間できたのはなにより「好きだったから」ですね。
この気持ちは忘れないでいきたいと思っています。

時代が変わってきた

私が打っていたイベントではコンセプトとして「新しい人の発掘」を行なっていました。
当時は斬新(自称)で、私のイベントに来れば常に新しいものが見られる。といった環境を作ることができました。
時が流れ、他に私が見えなかったところにも目を向けて新しいことを実現できる他のオーガナイザーも増えていき、私がいなくても界隈は伸びて行くと感じるようになりました。

もう一点は喫煙についてです。
実はクラブでも禁煙化が進んでいます。
私は実は喫煙者なのですが、クラブのフロアでタバコとお酒を嗜みながら音に体を委ねる楽しみ方が一番好きで、私のイベントではフロアで喫煙できる状態にしていました。
こちらについても喫煙者の減少と年齢層の若年化に伴い、フロア喫煙不可のイベントの方が有難がられるようになりました。
この流ればかりには逆らえなかったですね。

盛り上がっているうちに終わりたかった

一番ピークの時に終わりたかったと言う気持ちがありました。
惜しまれて終われることができればみんなの記憶に残ることができると思ったからです。

どんなスキルが身についたのか

コミュニケーション能力

数々のブッキングと集客を成功するために多くの人とコミュニケーションを取ってきました。
すぐ仲良くなれる人とそうでない人とやはりいましたが、その全ての経験は私にとって大きな財産だと思っています。

スケジュール管理能力

イベントを行うために告知ページを作成し、演者に連絡を回さなければなりません。
予定から遅延すると演者やお客様からの信頼を失います。
そうならないために、スケジュールを自分で管理する能力が高まったと思います。

リスク管理能力

ブッキングに失敗した。突然演者が出られなくなった。タイムテーブルの調整がうまくできない。
なんてことがしばしばありました。
それでもイベントは成功させなければなりません。
予定外のことが発生した際にどうやってリカバリしていけばいいか考えて実行する。
そういう力が身につきました。

泥臭く頑張る能力

これが一番だと思います。
成果を出すための道筋を遠くまで見越せるようになりました。
一気に成功できることはないとは言わないですが、限りなくゼロに近いです。
少しずつ積み重ねて、その少しの成功体験の積み重ねが大きい成功になります。
それに気づける人とそうでない人との違いは大きいのではないかなと思います。

最後に

ここまで読んで来れてありがとうございます。
イベントのオーガナイザーを通して身についた能力ってエンジニア、いや、社会人としても大きく成長できたのではないかと思っています。

またこれから違う形で長い道のりを歩んで行くことになりますが、負けずに頑張っていきたいですね。

以上、コジマでした。


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